デザイン事業

Psyber Graphics

時代に合ったデザイン事務所へシフト

クライアント様への付加価値を最大化するため、弊社は旧来の地方デザイン事務所のビジネスモデルから脱却致します。
近年、リモートワークや働き方改革により、地方を拠点に都市部のプロとつながり、方向性やビジョンを共有しながら制作できる環境になりました。
弊社はあえて自社に特定のデザイナーを抱えず、アメーバのように流動的なチームを作り、クライアント様の要望に合った制作を進めていきます。

「何でも対応できるデザイナー」という虚像

弊社はディレクションを担当し、世界中のデザイナーと協力して、価値を作り上げていきます。
個々のデザイナーには、どうしても得意な分野と不得意な分野が生まれます。結果、それが作風や個性となり、創作としては「味」と言えても、クライアント様の利益を最大化するというビジネス上の目的とは一致しません。
今後ますます多種多様化し複雑になる社会において、少数のデザイナーで全ての領域を網羅しキャッチアップしていくのは合理的ではありません。どのクライアント様の業界も、かつてないほど業界の移り変わりが激しくなっております。デザインする側はそれに並走するだけではなく、一歩先を行く必要があります。1人のデザイナーが世の中の森羅万象をカバーできていた(ように見えた)時代は過去のものとなりました。

新しい価値の提供

とはいえ、骨格となるデザイン理論やマーケティング理論は不変です。
弊社は長年培ってきたデザイン分野での蓄積に加え、ビジネスコンサルティングの視点からも、クライアント様に合ったソリューションを提供いたします。

高度情報化社会の発生により、デザインに関する知識やスキルは、望めば誰もが短期間で習得できるようになりました。
現在はさらに先へと進み、AI、クラウドワークス、オンラインのデザイン作成ツール、デザインソフトの簡易化、テンプレートの高品質化、そしてそれらに伴うデザインコストの低廉化や仕事数の減少が起きており、デザイン業界の展望は混迷しております。
しかし、それをネガティブに捉えるのはデザイナー側、ひいては既存のデザイン事務所側が「自分の仕事を奪われる」と敵視しているからであります。
長年デザイン業に携わり、その上で異業種も経験してきた視点から見ると、既存のデザイン事務所側が発する批判は、ほぼ全て第4次産業革命に対する”ネオ・ラッダイト運動”と言えます。
例えば、町のデザイン事務所に「なぜロゴデザインに数十万円も取るのか。クラウドワークスでは1万円で作れるのに」と質問してください。もっともらしい答えが返ってくるでしょうが、真実は「クラウドワークス等が生まれる前に作ったビジネスモデルだから」です
また、テンプレートに対して「質が低い」「クリエイティブじゃない」と批判的なデザイナーがいます。しかし、現在は世界トップクラスのデザイナーがテンプレートを提供しはじめているので、その質を市井のデザイナーが扱下すのはミスリードと言えます。また、広告業界では本来「クリエイティブ」という言葉を広告素材を指す名詞として使います。しかし「自分の頭の中から生み出すこと」「制作作業が楽しめること」「自分の制作実績としてアピールできること」という自己満足のために用いられることも多く見受けられます。

弊社は逆に社会の変化を全て追い風ととらえ、「どのように活用すれば、クライアント様の利益に貢献できるか」という創造的なビジョンを常に描いております。