労働時間を増やさずに収益を増やす方法は存在する。
ただしそれは、副業を増やすことではなく、収益の構造を変えることから始まる。
多くの人が副業を始めるとき、仕事の数を増やす。
動画編集を受ける
コンサルを受ける
制作を受ける
この瞬間、収入は増えるが自由は減る。
理由は単純で、時間と金を交換する構造のままだからだ。
本業をやりながら複業を成立させるには、労働量ではなく資産を増やす必要がある。
労働型と資産型の違い
労働型は一回ごとにゼロに戻る。
働かなければ収益は止まる。
資産型は一度作ると残り続ける。
働かなくても蓄積が機能する。
この差は能力ではなく設計の差だ。
労働型
制作代行
動画編集
コンサルティング
単発講師
資産型
コンテンツ
データ
テンプレート
ポジション
コミュニティ
本業と並行できるのは後者のみになる。
複業の4つの資産モデル
コンテンツ資産
知識を整理して公開する行為は収益化の前段階になる。
重要なのは量産ではなく体系化。
単発の記事や単発の本は消費される。
構造化された情報は検索され続ける。
例
分野の基礎概念の整理
歴史と用途の対比
用語の統一定義
視覚資料付き解説
時間をかけるほど強くなる唯一の資産になる。
デジタル商品資産
労働を伴わない販売の代表例。
制作物ではなく再利用可能な部品を作る。
テンプレート
素材
カラーデータ
設計データ
重要なのは完成品ではなく再現性。
使う人の作業時間を削減するものは売れ続ける。
知的ポジション資産
収益を直接狙わないが最も強い資産。
特定領域の情報源になること。
人は商品よりも人から買う。
専門家と認識された時点で営業は消える。
狙うべきは人気ではなく参照される存在。
コミュニティ資産
情報が人を集め、人が価値を生む。
運営は労働だが構造はレバレッジになる。
個人の労働を集団の活動に変換できると
時間あたりの生産量は跳ね上がる。
ブログが複業の核になる理由
ブログは収益手段ではない。
資産の母体になる媒体だ。
SNSは流れる
動画は消費される
ブログは検索される
本業を持つ人間に必要なのは瞬間的な拡散ではなく、積み上がる流入である。
検索流入は時間の代替になる。
寝ている間に働く唯一の仕組みと言われる理由はここにある。
テーマ設計の誤り
ブログが続かない最大の原因はテーマの粒度が小さいこと。
日記
体験談
感想
これは消費コンテンツ。
検索されない。
必要なのは知識体系の構築。
例
悪い例
神社に行った話
良い例
社殿構造の名称と配置規則
家紋と神紋の機能差
余白構成の日本的特徴
経験ではなく構造を書くと資産になる。
日本文化領域が強い理由
海外では日本の意匠は人気がある。
しかし情報は断片的にしか存在しない。
多くは美しいと感じているが
なぜ美しいかを説明できない。
ここに価値がある。
余白
非対称
簡略化
記号化
これらを理論化すると学習資料になる。
資料は長期検索に耐える。
ブログの収益構造
直接収益
広告
アフィリエイト
デジタル販売
間接収益
仕事依頼
監修
講座
翻訳
制作
本当に強いのは間接収益。
信頼は一度できると崩れにくい。
継続できる更新単位
ブログは更新頻度ではなく検索寿命が重要。
1日1記事は不要。
代わりに1記事を資料化する。
用語定義
図解
比較
歴史
応用
1記事を小論文レベルまで仕上げると
年間50記事で十分に資産になる。
複業として成立するまでの段階
第一段階
検索される記事が蓄積される
第二段階
特定分野の検索結果を占有する
第三段階
参照元として認識される
第四段階
仕事が発生する
収益は最後に発生する。
ここを逆にすると失敗する。
やってはいけない運用
毎日更新
日常ネタ中心
収益記事量産
トレンド依存
これらは労働型ブログになる。
本業と両立できない。
最適な複業の形
本業を続ける
帰宅後に短時間研究を書く
週単位で公開
年単位で体系化
時間を使うが消費しない。
使った時間が蓄積になる。
複業は仕事の追加ではない。
時間の貯金である。